ラフすぎるぐらいなら、フォーマルに

毎月公開されている、中谷彰宏さんの音声コラムは、先月はパーティーでの平服についてだった。

第121回 「パーティーに参加するときは、平服で…と書かれていてもきちんとする。」 | 日本経営合理化協会BOOK&CD・DVD
http://www.jmca.jp/column/kikubari/kikubari121-1710.html

ここでなるほどと思ったのが、参加者でありながら「主催者が喜ぶにはどうすればいいか」と考えることが大事だということだった。つまり、主催者の視点に立つということだよね。

まさに一昨日の読書会で出た話と同じである。子羊視点を脱するには、より高い視点に立てるように自分を高める必要がある。

参考:[読書会]『実践 行動経済学』 – 読書ナリ
https://dokushonary.com/2017/11/25/bookclub-jissen-koudou-keizaigaku/

「平服を着るかどうか」問題については、日本では「フォーマルすぎるぐらいなら、ラフすぎるほうがマシ」と思ってしまいがちだ。周りの人がどういう服を着るか様子を見るばかりで、自分から進んで正しいと思えることができない人は多い。出る杭は打たれることを怖れすぎなんだよ。

逆にラフな格好をしたやつが威張っている。こういうヤンキー思考が日本をダメにしていると思うんです。

冒頭の音声コラムで、外国は主催者側がフォーマルにしなさいときちんと言うと書いてあった。

去年ロンドンのリッツでアフタヌーンティーを食べに行ったときは、予約の段階で男性はジャケットとネクタイを着けるように言われる。そしてリッツは入口のドアマンが、ラフな格好をした人は入れないようにしている。

先月のイギリス旅行の時も痛感した。ブログでも書いたけど、マナーハウスという昔の貴族の屋敷を改造したホテルに泊まったとき、夕食はそのマナーハウスで食べた。きちっとした格好をしたのは私だけだった。他の日本人はみんな適当な格好なんだよなあ。ヤレヤレ。ちゃんとした格好をすればホテルの人にも喜んでもらえるんだ。

[イギリス旅行][ホテル] Mercure Blackburn Dunkenhalgh Hotel and Spa – 読書ナリ
https://dokushonary.com/2017/10/23/review-mercure-blackburn-dunkenhalgh-hotel-and-spa/

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