[広島] 新白島駅

広島と言えば瀬戸内海沿いに中心部があるためか、「海の広島」というイメージが強いと思う。私は広島出身であるけど、実家は山の方である。だから「山の広島」で育ってきた。そして、子供の頃は、広島市内中心部に行くことを「広島に行く」と言っていた。このあたりの感覚は、観光客目線ではは分かりづらいと思う。

広島の安佐北区(広島市で山のほうの区。「あさきたく」と読む)から広島市内にストレートに行くにはバスか JR、自家用車の3通りがあるが、1時間近くバスに乗るのは疲れるし、自家用車は車嫌いの私には選択肢にはない(子供の頃は車は親と一緒に行かなければいけなかったし)。となると、JR が一番都合がよかった。

安佐北区から市内中心部まで JR は可部(かべ)線が走っている。可部線は多くの広島人にとって南北移動の重要な「動脈」だけど、単線なのでラッシュ時はよく混雑する。ちなみに、以前は可部線は可部駅が北端の終着駅だったが、数年前に路線が延長された(可部線以北は一度廃線となったものの、再び再開した、国内でも非常に珍しい歴史がある)。

私は高校生から予備校生の間、塾通いと予備校通いで可部駅から広島駅までよく乗っていた。

その可部線の不便なところは、中心地へのアクセスが悪いことだった。可部線南端の広島駅と、一つ手前の横川駅の中間あたりに中心地が配置されている。繁華街の集まる中心部へ行くには横川駅あるいは広島駅からバスあるいは市街電車に乗り換える必要がある。バスや市街電車は遅いし待ち時間が少し長いしあまり好きじゃなかった。

そこで大きな変化があったのが、2015 年に横川駅と広島駅の中間に「新白島(しんはくしま)駅」という新駅ができたことだった。現在は広島を離れて暮らす私には、広島情報をあまりキャッチしていなかったので、そのときは帰省していつの間にか新しい駅ができていてびっくりした。

広島にはもう一つ新交通システムの「アストラムライン」というものがあり、新白島駅はアストラムラインへの乗り換えができる。アストラムラインは中心部へ向かうので、可部線から中心部へ新白島駅で乗り換えてすぐ行けるようになったのだ。これですごーーく便利になったんだ。

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