[読書メモ]『論文の書き方』

p25
すでに他人が研究した、あるいは研究しているトピックについて研究するのは無駄であり、研究者にとっての最大のショックは、研究の途中で、自分の研究はすでに他人が済ませていたと知ることです。

pp103-104
日本に数年間滞在して日本の物理学者が書く英語論文を直していたイギリスの物理学者レゲット氏は、日本人の論文がわかりにくいのは、ことばの問題というよりも、論旨のたて方の問題で、横道(サイドトラック)がたくさんあって何が幹線(メイントラック)なのかわからないようようになっているからだと述べています。これはまさに構造的思考の欠如を指摘した批評です。

p106
研究者はあくまで資料の下僕だということです。

p107
初めからかなりきちんとでき上ったアウトラインをもっていて、それによって資料を整理していく人もいますが、資料やその背景を十分知っている場合は別として、あまり最初のアウトラインにとらわれるのは、今いった、主観的な固定観念と結びつく危険があります。

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