[読書レビュー][読書メモ]『2050年 衝撃の未来予想』

マインドハッキングの話は映画『インセプション』の世界だなと思った。

以下は読書メモ。

* * *

p6
歴史は繰り返すのではありません。正確にいえば、歴史を生み出してきた社会や人間の行動理念が変わらないため、歴史が繰り返したように見えるのです。

p36
こうした外資の支配は、MUFJに限ったことではなく、日本の銀行はほとんどが20%以上の株式を外資によって握られています。

pp38-39
いくら科学が発展し、自動翻訳によって言語力が問われなくなったとしても、英語力ならびに英語圏文化への理解力は、ビジネスの上で必須のスキルであることは間違いありません。よく未来予測として「自動翻訳機の登場により通訳という仕事はなくなる」などといわれていますが、英語力そのものの重要性は、より絶対的になっていると肝に銘じておかなくてはなりません。

p42
TPPとは一言でいえば、「資本主義の名のもとに、先進国が発展途上国を経済支配するためのシステム」です。

p92
なぜなら、学者の発言ほど「有名な先生が言っているのだから」と大衆を思考停止に陥らせるのに効果的な方法はないからです。

pp125-126
つまり、バイオパワーとは「誰かに監視されているという暗黙のプレッシャーを与えることで、実際には監視されていなくても、監視者の期待するように行動させてしまう力」のことです。

p127
このようにメディアや学者を利用して「皆が言っているのだから、偉い人が言っているのだから、そうなんだろう」と人々の思考を停止させ、権力者に都合のよい行動に導いていくシステムこそ、現代の権力者が社会に築いたパノプティコンです。

p135
ただし、そうした外見から、彼らが庶民派だと思い込むのは早計です。彼らは意図して、上手に一般社会に紛れ込んでいるのです。なぜなら、資本家が常に反感を買う存在であることを知っているからです。

p145
テロリストを生み出す最大の温床は格差です。宗教や信念は後づけの言い訳に過ぎません。

p148
普通に観光立国としてやっていけばいいだけの話で、カジノを絡める理由は金儲け以外に根拠がありません。

p180
人間らしく生きるための”実ニーズ”とは対極にある本来は必要のない”虚ニーズ”こそが、人生において価値あるものだと刷り込まれているからです。

p189
日本では「やりたくないことを我慢するからお金がもらえる」「やりたくないことでも自分がやらないと会社も社会も回らない」という、とんでもない誤解がまかり通っています。まさに奴隷の考え方です。

p194
誰もが想像がつくアイデアは、一過性のものに過ぎません。本質的に世界にインパクトを与えるような技術・発明は、20年、30年前には誰も想像がつかないようなものなのです。

p201
基本的に詐欺師ほど人たらしで、大言壮語(たいげんそうご)を吐くものです。

p205
「人工知能でなくなる仕事」と表現すること自体が誤りであり、「社会にとって本来必要のない仕事」だったというだけです。

p209
それらはすべて「こうしたらちょっと面白そうだぞ」「ここをいじったらもっと便利になるな」といった純粋な自我から生まれてきたものです。

p214
教師が人工知能に置き換わったとしたら、人間の家庭教師をつけたいというニーズは相対的に高まるでしょう。

p215
つまり、デジタル社会、サイバー社会となった2050年では、アナログであること自体が価値として成り立っている可能性が高いのです。そして、「アナログ=人間らしさ」であり、「人間=自我」です。つまり、必ずしもクリエイターでなくとも、やりたいことをやり続け、その世界で唯一無二の自我を発揮できれば、そこにニーズが生まれ、価値が生まれます。

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