[読書メモ]『保育園・幼稚園・こども園の設計手法』(仲 綾子、藤田 大輔)

p18
子どもの遊びを引き出す環境と、子どもが遊びを広げる環境の矛盾もある。クライミングウォールのように環境が子どもの動きや遊びを引き出す物があるが、それらを環境に埋め込み過ぎると、環境が子どもを遊んでくれる状態になり、子どもは遊びを広げにくくなる。

p23
保育ゾーンは乳児(0~2歳児)と幼児(3~5歳児)のエリアは分けた方がよい。

p26
園児の遊びは、自由遊び(自由保育)と設定遊び(設定保育)に大別される。

p27
なお午睡中でも、SIDS(乳幼児突然死症候群)や窒息の防止等の観点から、0歳児では5分おき、1~2歳児では10分おきの呼吸確認を行う。

p30
3歳児以降は遊びを介して友達を意識するようになり、4~5歳児になると何をして遊ぶかよりも誰と遊ぶかが重要になってくる。

p31
遊びが「楽しい」と思うのは大人の視点である。園庭で黙々と土を掘って水の流れを作ろうとしている子どもの顔を見たことがあるだろうか。そんな時に笑っている子どもは1人もいない。みんな、これ以上ない真剣な眼差しで自分の手作業とその結果を見つめている。

p36
ここで注意したいのが、現場の保育者は建築について素人であるということである。省エネルギー性の高い新しい建具や設備を使いこなす術は、ほとんど知らないと考えた方がよい。

p40
フリーアドレスのくつばこ

p113
入所を希望する若い世代が多く暮らす都市では、皮肉なことに保育園の環境という面からみれば、恵まれている場所ばかりではない。しかし、だからこそ、子どもたちが生活し成長していく空間に最も大切なのは何であるか、突き詰めて考えることがとても重要になってくる。

p142
「遊具は『イメージを限定しない事』『遊び方を限定しない事』そして『遊具単体で完結しない事』が重要である」

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