[読書メモ]『咳の気になる人が読む本』(加藤治文、福島茂)

p15
咳と痰が多いときに、自己判断で、薬局などで買った咳止め薬を飲む人がいます。しかし、これはよくありません。咳や痰が出るときは、出したほうがいいのです。もし、咳を止めたいのなら、痰をすっきり出すために水分を十分にとり、痰の粘り気を減らす薬で痰を出しやすくしましょう。

p18
私の知人のハワイの小児科医は、「咳を押さえた手で周りを触るとばい菌をまき散らすことになるので、咳が出そうになったら、袖の部分を使うように」と話していました。外国では、このように、「咳をするときは袖で口を押さえなさい」と教えられている場合も多いようです。

p69
結核の学名がツベルクローシス (tuberculosis)であるので、昔の医者はカルテにTBと記入し、仲間内の会話でも結核患者をTBのドイツ語読みで「テーベー」と言っていました(戦前は病名などをドイツ語で教わった影響で業界用語のように使う風潮があったため)。最近でも特に医者になりたての人が「テーベー」「テーベー」と連呼している光景を目にします。

p101
過呼吸発作の治療では、パニックの度合いが強い場合は精神安定剤の注射を打つこともあります。しかし通常は、しわくちゃの紙袋を膨らませてから口に当て、紙袋の中に吐いた空気を再び吸い込んで血中の二酸化炭素濃度をあげる方法(紙袋法= ペーパーバッグ法)を繰り返すのが一般的です。

p131
早期がんとは現在の外科手術で完全に治ることが可能と考えられるがんのことです。逆に治りそうもないがんを「進行がん」と呼んでいます。

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