[読書メモ]『頭のよい子の親がしている28の習慣』(苫米地英人)

p23
覚えるのは、頭がよい人でなくてもできます。

p23
IQとは「抽象思考ができる能力を数値化したもの」です。

p26
学習とは抽象思考を養う訓練です。

p36
しかし、受験勉強は逆。受験勉強は抽象度を上げずに、低い抽象度での解法のトレーニングなど、小手先のテクニックだけを延々とやり続けます。これほど抽象度の上がらない訓練法はありません。

pp36-37
受験勉強は、限られた範囲を何度も何度も繰り返す、「立ち止まった勉強」です。同じことを何度も繰り返すことは、その範囲を覚えることができるかもしれません。また、基礎学力を定着させる訓練にも効果があるかもしれません。/しかし、それを何年もやり続けるのはナンセンスです。

p38
限定された内容で先へ進むことができない勉強、つまり、立ち止まった勉強で成績を上げても、IQは上がらないのです。

p64
「これは何?」「コーヒーカップ」「コーヒーカップって何?」「容器」「じゃあ、容器って何?」というように。

p70
抽象度を上げるには、疑問だけではなく説明させることも効果的です。/説明することは、その対象のレベルよりもひとつ抽象度が上がった行為です。

p77
私は、今世紀の日本で必要のない言葉が2つあると思っています。それは「努力」 「根性」。

p105
「あなただったらできるよ」という態度で接するべきです。

p108
子どもの自発的な夢はすべて認めて、全面的に応援する

p112
興味のある分野の本を読んだ瞬間に、その人の抽象度がとても低くなるからです。その人の見える範囲が極端に狭まってしまいます。

p114
著者側から見るとよくわかるのですが、深い知識が詰まった本というのはそう滅多にありません。大学で使われるテキストでさえ、書いてあることはとても浅いのですから、一般書などの知識量はあってないようなものです。

p121
注意してほしいのは、決して否定ありきで読むのではないということ。それでは読む本の内容が間違っているという前提になってしまいます。/そうではなく、正しいという前提の中で、正しくない可能性を探るのです。

p127
ただし、大人が本を買うにあたっては注意が必要です。/というのは、大人が子どもに読ませたい本を選んでしまいがちだからです。

p132
本屋でスマートフォンなどで写真を撮り、本の中身を写す人がいるそうですが、これは「デジタル万引き」なのでやめましょう。

p138
人をだますときに働きかけるのはまず情動からです。

pp141-142
ディベートの基本は並列思考です。並列思考とは、いくつもの別々のことを同時に考えること。

p142
多くの人は通常、ものごとを逐次的に考えています。複数のことを同時に考えているようでも、ひとつずつ順番に考えているのです。いわば思考の癖です。これをシリアル思考といいます。ディベートではシリアル思考を用いません。/私はシリアル思考は、古代の人が考えた奴隷の作り方だと思っています。/[…]順番に考えることは、ほかのことを同時に考えられないことです。ひとつのことだけを考えさせておいて永遠にそこにいさせるのが奴隷の作り方です。奴隷となった人は、ずっとひとつのチェーンを追いかけてしまう。同時に複数の可能性を見ることができません。

p145
提示された論理が正しくないと思われる例外の論理を挙げていくことを、リザベーションと言います。

p146
クオリファイアとは、簡単に言うと「どのくらい?」という意味です。

p150
子どもが何かを言ってきたら、「どのくらい?」と聞いてあげればいいのです。

p150
並列思考は、子どものころのほうがマスターしやすい。というのも、子どもにはものごとを順番に考える悪い癖がまだついていないからです。

p155
日本では「集中しろ!」と言う場面は、嫌なことをやらされているときが多い。「根気」と勘違いしている人もいます。

pp160-161
また決して、情動にまかせて理不尽にしかってはいけません。子どもはそれが本当のしつけかどうかをしっかり見ています。ただの怒りでは、子どもからの信頼は得られませんし、尊敬も得られません。

p162
他人が横で怒られているのを聞いていると、自分の脳波は自分が怒られているときと同じような波形になっています。同時に、他人がやさしくされていると、自分もやさしくされているときと同じ脳波になるのです。

p170
実際、東大と地方の国立大学の教授との間に、レベルの差は全くありません。東大の教授のほうが偉いと思ったら、大間違いです。地方の大学にも優秀な教授はたくさんいます。ほとんど変わらないレベルの教育を受けられます。

p172
象牙の塔(アイボリータワー)とは、俗世間から疎遠になるほど学問や芸術に没頭する社会のことです。一般では悪い意味で使われますが、イェールでは大学の存在意義として使われる言葉です。

p182
人間が学ぶのは、単純に言うと「人生を豊かにするため」です。

p188
イェール大学院時代は、とにかく論文を書きまくっていました。全米人工知能学会で大学院1年生のときから論文を発表していましたが、大学院1年生で論文が採択されたことは前代未聞だったそうです。

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